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2016年4月16日 (土)

160312描くマンガ展

160312描くマンガ展
昨年、九州で実施し大変好評だった描くマンガ展。初の関東開催と聞いて
遠方にもかかわらず行ってきました。東京から2時間、群馬は高崎です。
高崎はかなり遠いです。上越新幹線が使えるので、早く行きたい人はこれを使うほうがいいかも(1時間弱で付きます)
駅を出ると、いきなりゴルゴと四葉が同じ構図で出迎えてくれますが、物騒なもの持ってますw
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案内の通り駅から数分のところに美術館が有ります。
バブル華やかな1990年ごろに流行った安藤忠雄風コンクリむき出しな建築ですね・・・
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三階建ての美術館の企画展に3フロアも使ってるのは珍しい。
1Fは残念ながら写真撮影不可でしたが、手塚治虫の初期の原稿や、石ノ森章太郎が作った
肉筆回覧誌「墨汁一滴」の復刻版などがじっさいみられます。
肉筆回覧しとは、ガリ版印刷すら一般的でなかった時代、
オリジナルを郵送して回し読みするタイプの同人誌です。
同人のなかには後に著名な漫画家になった人も何人かいました。
講談社の少女漫画雑誌「なかよし」の歴代表紙です。
アイドルの顔などから看板マンガの顔にうつっています。見ていた女の子も、
自分の時代の人気作を見つけて懐かしい、と。
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今回原稿を提供していただいた作家のタペストリー。
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最初から超大御所、さいとう・たかを先生。そのデビュー作は少年探偵ものでした。
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昔、少年マガジンで連載していた劇が入門」
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至福のゴルゴ原稿。
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田中圭一先生による解説が的を射て思わず納得。ガッテン状態w
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劇画巨匠とカップリングは少女漫画とBLの巨匠、竹宮恵子先生
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京都精華大の講師でもある田中圭一先生(竹宮恵子先生は学部長)の解説がまたよく出来てるわ
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少女漫画といえばなかよしとならんで集英社の「りぼん」ですがりぼんで一斉を風靡したのが陸奥A子先生。
このリリカルな絵柄と極端に記号化したキャラは今のサンリオのキャラクターグッズとかにも通じるものが有ります。
70年代後半のアイコンとでもいうかw
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フロアを変えて、いきなり濃い絵が。諸星大二郎先生。子供の頃は恐いとしか思えなかったが、
長じてマッドメンや妖怪ハンターの伝奇的世界観にふれて面白いと思えるようになった。
むしろ菊地秀行とか夢枕獏、半村良を先に読んで後で諸星先生を読みなおした口です。
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田中圭一先生の視点は面白い。
諸星大二郎先生と宮﨑駿の類似性はこの時初めて知ってはっとなった。
たしかに原作ナウシカは手塚治虫というより諸星大二郎的だ。巨神兵の生理的気持ち悪さとか、
身に付けるものの民族衣装的なデザインとか。
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最後には80年だい、90年代のオタク文化を網羅している
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そこで出てくるのがこの兄貴、島本和彦先生だw
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00年代のもっとも濃い絵としては平野耕太先生
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今となっては日本の文化史に貴重なコミケットの初期カタログ
コミケ関連の資料では主催者で故人の米沢嘉博記念館(明治大学内)で限定閲覧が可能です
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00~10年代の特徴として展示されていたのはあずまきよひこ先生とPEACH-PIT先生。
正直、「よつばと!」などの日常系はあまり興味はなかったのだが、展示作品の計算された構図やカット割りに
日常をドラマチックに見せる演出 に感心した。今度改めて買って読んでみようかとおもえるくらい。
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日常系であえてギャグ漫画のように記号化させることでより感情表現を豊かにするという演出も
田中圭一先生に指摘されるまで気づかなかった。
日常系は4コママンガからの派生が多いので4コマギャグマンガの応用だとくらいにしか思ってなかったが
意外と重要な要素だったんだと思い直した。
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高崎市美術館にはもう一つ施設がある。
旧井上邸である。
井上房一郎氏は地元群馬の名士で、文化事業に多大な貢献をした人物だそうです。
その邸宅としてつくられたこの井上邸は、
日本家屋であるながら西洋建築のデザインで、冬に猛烈な寒さに襲われる群馬で日光を効率的に取り入れ、
中央のストーブで効率的にあたためる合理的な西洋建築の特徴が出ています。
家具のデザインもモダンなデザインである。
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この平屋建ての邸宅のすぐ後ろに高層ビル(マンション?)がある光景もまた現代的というかw
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